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Mad Cats and Englishwomen, BBC2

今日は、ちょっと長くてシリアスな話。悲しい気分になりたくないときは、スルーしてくださいね。
折り畳もうとしたのですが、上手く働かないので、写真の下から続きをはじめます。

tsukikumo on CAMERAtan
iPhone 'CAMERAtan app' thanks to Catswhiskersさん♪

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昨日の夜、BBC2で放映されたWonderland: Mad Cats and Englishwomenを観た。
悲しくて虚しくて、そしてeducationの大切さがいかにこの国でneglectされているか画面から伝わってきて、苦しくなった。ストーリーは、ロンドンには、100万頭以上の猫がいること、でもすべてが飼い主に愛されて幸せに暮らしているわけではないこと、その状況を少しでも改善しようと奮闘するチャリティー団体(1960年代モデルとして活躍したシーリア・ハモンドが立ち上げた)と、イーストロンドン郊外のダゲナムで、個人で捨て猫を保護しているパットという女性に焦点をあてて、飼い主が無知で無責任なまま猫を飼い始め、飼い続ける事ができなくて、見捨ててしまったり、チャリティー施設に持ち込んだりする様子を、淡々と描いている。どちらも状況が許す限り猫の境遇を改善しようと活動しているのであるけれど、段々とそれが重荷となってきている現状が赤裸々に語られる。

チャリティセンターに、タビーを引き渡しに来たある女性は、2、3ヶ月自分の故郷(国外)に帰る予定となったので、その間どうしても猫の面倒が見れない、そんな理由で自分の飼い猫を手放す決心をしてきた。別れ際、大泣きになく飼い主を静かに見守ってたシーリアが、後で「泣くって行為は、余裕がある人だけに許される特権(甘え)なの。わたしなんてそんな余裕与えられてない」と言う。センターに収容された猫たちは、どれも人の愛情に飢えている動物らしからぬ態度で媚を売る姿が痛々しい。避妊の大切さを切々と説く彼女や他のスタッフの言葉は、ニンゲンたちの耳を素通りしていく。そうして次々と生まれてくる子猫たち。それでも、シーリアの団体に保護された猫たちはまだ幸せな方だ。
荒れ果てた貧民層の住むダゲナムで、捨て猫を見捨てることができず、どんどん引き取ってしまうパットの状況。30匹以上も猫を自分の家に引き取って面倒みつつ、街をパトロール、道路をさまよっている猫を見つければ飼い主に注意して、無責任な彼らから逆に「いらないからもってって」と言われてしまう。そんなパットもまた無知/無教育の枠から出られない。猫を30匹も飼うってことは常軌を逸している、強いては猫の健康に良くないかもしれない、それにパットは気付かない。汚れ果てたガスコンロに置き去りにされた鍋から猫が勝手に食べていたり、寝室もリビングも猫が鈴なりになっている。パットは「男にはもうこりごり。猫は裏切らないし、求めない。」と言いながらも「ダゲナムなんてホント死に場所として最悪。猫の世話に追われる生活で死にたくない。誰か(男)に面倒を見てもらって最後の10年くらい、私の事だけ考えてくらしたい。」と本音を漏らす。白昼のさなか、沢山の働き盛りの男女がふらふらと、家にストリートにいるその暮らしぶりからは、英国で問題になっている何千万といわれる生活保護者たちの無知、無教育、無責任、無無無ばかりの人生、それが二世代、三世代に渡って連鎖のごとく続いていく様子が垣間みれる。この負のサイクルが、猫や犬といった動物たちにのしかかって来ている、そんな事実を突きつけられて、心が痛まない者はいないだろうけど、だからといって、解決策は簡単には見つからない。

猫を飼おうと決心した時、本当は、保護団体から猫を引き取りたかった。でもいろいろな要因が重なって、結局個人ブリーダーさんからTsukikumoを買うことになった。保護団体やrehoming groupと連絡を取って感じたのは、文章も満足に書けない人たちがほとんどだったという事。外国人ならまだしも、明らかにここで生まれ育ったイギリス人たち。善意の人ばかりだったけれどインテリジェンスな人たちじゃなかった。そんな彼らとパットや、シーリアと働くスタッフの姿が重なって複雑な気分になった。
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| ねこの日常 | 20:10 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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